20211106_上野の森美術館@上野(蜷川実花展 虚構と現実の間に)
#生きている間に日本全国の美術館にいくぞーと決めたので
#その感想をちょっとづつ書き溜めていきます(あくまで個人の感想です)
(以前いったものもたまに遡ってメモ書き)
上野の森でやってた蜷川実花展に行ってきました
恥ずかしながら写真の知識がなさ過ぎて勉強不足をひたすら痛感した 見終わった後、本屋さんで写真の歴史とかの本を買いました、、、
なんかビジュアリーなインスタ映え展だったからくそボッチで一人で来てちょっとさみしかった 家族連れや友人と一緒に写真を撮りに来ている人が多かった
写真の知識がなさ過ぎてについて「なにがすごい」「セオリー通り」「ここが芸術の文脈の中で評価ポイント」とか全然わからなかった
ちゃんと勉強して、改めて何冊か本読んでから恵比寿の写真専門の美術館にいこうと思った
以上が全体を通しての感想ですが、以下、蜷川実花展自体の感想
(結構自撮りしてる人たちが多くて、ゆっくり見る雰囲気じゃなかった)
・最初のスライドが切り替わるところはおしゃれな空間なんだけど「だから何だ・・・!?この人は何を伝えたいんだ!?!?」ってなって、企画展の意図をうまく受信できなかった
・花を超接写で撮っているゾーン 肉眼でみえないような花の細部(花びらの構造、花弁の構造、色、形、もろもろ)を拡大して映してあることで「写真≠目でも見れる映像」であることを体感できる
この世界を拡大投影して解釈するための手段として写真機というデバイスがあるんだなって思った 写真って映像に対しての光の反射を記録して焼き増すものってイメージだったけど、世界をとらえる顕微鏡的なもの?
花のコーナーは自分のお気に入りの花を探したりしてた
・「I am me」という芸能人のポートレート写真のところは「きれいな人いっぱいいるな」って感じ
・東京の風景の写真のところは、この世界を美しく切り取ることができる人の目には、こんな感じで世界が映ってるんだって思った
この辺は割と好きだった 地味だったから自撮りしてる人少なかったな
・カオスルーム ここは自撮りのためのスポットって感じ?ゴシック調×遊郭(ホテル街?)みたいな独特の雰囲気 全体的に真っ赤っか
異世界感はあるけれど、こんな部屋に住んでたら落ち着かないだろうし私だったら精神やんじゃいそうだったぁ
ということで、まずは写真の勉強からだなというのが最終的な感想
今は『現代写真の系譜 写真家たちの肉声から辿る』(圓井義典著)をゆっくり時間をかけて読んでる ちゃんと理解出来たら、次は東京都写真美術館にチャレンジしよっと!
以上