てきとう美術日記

やる気がある日に更新、美術館の感想書いてます(てきとう)

20220501_京都市京セラ美術館@京都(兵馬俑)

#生きている間に日本全国の美術館にいくぞーと決めたので
#その感想をちょっとづつ書き溜めていきます(あくまで個人の感想です)

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2022GWは一人旅で関西の美術館いきまくってます
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午前中は滋賀の佐川美術館、午後は京都で途中下車して京セラ美術館!

でけぇ!スケールでけぇ!なんだか上野の国立科学博物館っぽい!

中綺麗!!まっしろ!なんかちょっとメトロポリタン美術館みを感じる!

同時に「兵馬俑展」と「ポンペイ展」できるってどんだけ規模大きいんだぁぁ

人たくさんいた

 

ポンペイはすでに上野で見ていたので、今回は兵馬俑展に。

 

・キングダム読んでてよかった!始皇帝すげぇな、国家統一大変だっただろうに

・20世紀最大の発見、やっぱ中国は規模がでかいな

・人と同じサイズなのってごくごく一時期だけ、秦の始皇帝以前以後はもっとちっちゃいミニチュアでやってたらしい

・顔をなるべくモデルに似せてたらしいけど、作るの大変だったろうな

・埴輪もそうだけど、写実⇔抽象って時代のトレンドが移り変わるんかね

・1cmくらいのちっちゃ~~い亀ちゃんのハンコ可愛かったなぁ(ほしい)

・最初に発見した人びびったろうな

・兵士を殉死させて骨は別のところに埋葬して別途で兵馬俑を作ったということだけど、(私の理解が違ったら申し訳ないけど、上映ビデオでそう言ってたと思う)それだけの兵士を殉死させるのほんと国力の無駄じゃない? せっかく俑つくったなら、生かして次の世代の兵力にしたほうが国が安定していいんじゃないの?だってやっと統一したばっかなのに、、、という疑問あり(だから15年で滅びた?)

 

余談

・2020年にリニューアルしたらしい、どうりできれいなわけだ

・京セラのネームライツは50億円らしい、すご・・・

・京セラ美術館のあとは、産業館をちょっとぶらぶら

・鴨川の遊歩道沿いを歩いて京都駅までいったけど、結構遠かったな

 

 

以上 

20220501_佐川美術館@滋賀(バンクシー&藤井フミヤ&平山郁夫)

#生きている間に日本全国の美術館にいくぞーと決めたので
#その感想をちょっとづつ書き溜めていきます(あくまで個人の感想です)

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2022GWは一人旅で関西の美術館いきまくってます
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一人旅3日目は、琵琶湖にある佐川美術館!
見た目がおしゃれだから行きたいなと思ってて、チケット予約してGO!

 

大阪→京都→滋賀と移動。なれない電車や前4両は切り離しとかでまごまご。
自分の目で琵琶湖を見たときは感動した、いつか比叡山にも登りたい。

堅田駅で降りて、バスで琵琶湖を渡って来訪、伝説の生ける廃墟ピエリ守山を自分の目で見たのもgoodpoint(今はお客さんたくさんいるらしい。車たくさん停まってた)

 

ゲートをくぐると、、、うわーyoutubeで事前予習のまんま!湖水感のある池がキラキラしてきれい。余計な装飾は何もないのに、なんだか洗練されていておしゃれ

そこに矢を咥えた鹿が一頭飛び跳ねるようにたたずんでる

なんかちょっと青山の根津美術館っぽい(スケールはこっちのほうが大きいけど)

 

今日はバンクシー展、藤井フミヤ展、と常設の平山郁夫

 

バンクシーは、あの人はストリートアーティストからあそこまで大きくなったんだね

シルクスクリーンを使うと複製できるから、前に自分が使ったモチーフを別の作品で使えたりして、その時ごとにそのモチーフと向き合うことができるのかな

解説はあんまりなかったけど、バンクシーが訴えてるものは、反体制、反戦争、反資本主義、反権力だそうな(ほんとかな?)

※本人の本や話してるのを見たことがない浅学なので、ほんとうにこれが反戦争や反体制なのかはなんともわからないって思っちゃった。自分だったら「そんなわかりやすいテーマで騙されおってw」とか「顔も名前もわからない人の描いたものにこんなに金額的に高い価値がつけられるの謎だな」「てきとうにやってもばれないんじゃない?」「でも美術界に貢献したい」って色々ぐるぐる思っちゃいそう)

 

「描いてるところを誰も知らない」ということだけど、どうやって贋作と区別するんだろね?

 

平山郁夫展は、安定の美しさ

シルクロードとか敦煌とかといえば、平山郁夫!って感じ

この美術館は楼蘭という昔の都市の絵が多かった あと数少ない反戦画も見れた

シルクロードといえば、いつか幻のホータン川をみてみたい(夏だけ見れる伝説の川、チベット崑崙山脈の雪が夏に溶けてタクラマカン砂漠に流れる。)

 

藤井フミヤさんは・・正直あんまり知らなかったら「フンフン」くらいのテンションで入ったけど、すごくよかったなぁ

女性の絵がすごく多かった 

イントロダクションで「学校では美術が好きだった、美術を習ったわけではないのでコンプレックスはあるが、作ったものを誰かに見てほしい、アナログとデジタルを織り交ぜて制作してる、自分で画材を買いに行く(意訳)」って感じのことが書いてあって、なんだかとても共感してしまった

 

超どうでもいいけど、出てくるモデルさんは大体床に座ってるようなポーズをとってて、あ、藤井さんは床生活派なんだなって思った(私も床生活派)

結構宗教画っぽいのもあって、ほんとうに絵が好きなんだなーって思った

と、途中にあった語録みたいなのがよかった(「真っ白なキャンバスが一番興奮する、これから何かが書かれるから(うろ覚え)」「自分の描いた娘がどこかに行くときは、どこにいくのかな?いってらっしゃいと思う(うろ覚え)」みたいななんか沁みる言葉がたくさん書いてあった

 

あとは、美術館の奥の地下には茶道の茶碗がすごくおしゃれに展示されてた

かなり暗いので足元注意(癖で誘導灯を探してしまう)

音がない空間だった

 

以上!とにかくとても美しい美術館でした

 

20220430_大阪市立美術館@天王寺(華風到来 チャイニーズアートセレクション)

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2022GWは一人旅で関西の美術館いきまくってます
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関西一人旅の2日目午後は大阪市立美術館

天王寺駅が都会すぎてビビった、あべのハルカス高すぎる、という気持ちからスタート 公園はビールフェス?やっててめちゃ混んでた
大阪ってなんか勢いがある都市でいいなぁ 好きだなぁ

 

大阪市立美術館は、今年の秋から長期休館に入るらしい 最近休館&リニューアル多いよね(統計とってないけど、なんとなく。戦後にできた建物の耐久年数がそろそろぼつぼつ超えちゃう時期なのかな 日本もリニューアルせねばね)

 

大阪市立美術館自体は、外の喧騒とはうってかわって落ち着いててしっぽりいい雰囲気。中華系の美術展。

 

・2階は絵画系、各作品に解説があるから見ててわかりやすかった

・1階は仏像系が多かった 改めて仏像をみると顔や彫りの細かさとかが全然違うんだね、これはコレクションしたくなる人の気持ちもわかるわぁ

・シャンデリアがすごかった

 

ちょっと文字量すくないけどこんなところで一時保存

もしかしたら後で加筆するかも

 

 

 

20220429_堺 アルフォンス・ミュシャ館(堺市立文化館)@堺( アンニュイの小部屋―アルフォンス・ミュシャと宇野亞喜良)

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2022GWは一人旅で関西の美術館いきまくってます
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関西大阪一人旅初日の夕方は!気になっていたアルフォンス・ミュシャ館へ!!

 

んああミュシャの描く女性かわいい!かわいい!!

ひたすら美しい&可愛いですー--!(語彙力)

 

ミュシャは人気があるから、その素晴らしさを私なんかが拙筆で書かなくても十分世の中に素晴らしい解説や記事が出回ってると思うけど、スラヴ文化ってほんと素敵よね 

もともと自部屋の壁に《四季 夏》のポストカードを飾っておくくらい好きなんです ぴゃー

 

※美術好きってあんまり公言してないから、語れる友人がいなくてさみしい、ほんとうは「どの作家のどの作品を、どの部屋に飾りたい!?」とか誰かと語り合ってみたい。でも私は美大に行ったわけでもないし、親が資産家のコレクターでもないアマチュア美術好きなだけだから、めちゃ詳しいわけでもないし、、、

感想をばちばち語り合える友達募集中。

 

今回印象にのこってることは、

・《ロレンザッチオ》イケメンー!なんかちょっとレイアースのザガードみたい

・《四季》今までは夏が一番っしょ!って思ってたけど、今日改めて見たら秋かわいい。アラサーおばばになってきたから、ああいうシンプルにいい感じの女性が好きになったのかな

・3階ではミュシャを意識したドレスを展示してあった、ああいうのもいいよね

・宇野さんの絵と比較すると、ミュシャってぽっちゃり好きなんかな、私も小デブだから鳩胸で骨がしっかりしてて、胸がある女性の絵ってすごく親近感もててよい 宇野さんの描く女性はほそーい!!確かに、アンニュイな人って細いよね・・・

 

以上です

堺まできてよかったなぁ

20220430_大原美術館@倉敷(常設展)

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関西一人旅2日目は憧れの大原美術館に~~!

ずっと気になってたけど、岡山ってなかなか来る機会がなくてやっとこさ。

 

岡山県倉敷市にある美術館。昭和5年設立。倉敷の事業家&大地主の大原さんが建てた。石橋さんが建てたブリヂストン美術館もそうだけど、事業に成功した人が日本と欧米のいい作品を収集しよう!として建てた美術館はなんかいいよね。

せっかくなので奮発して音声ガイドも借りちゃいました。

 

最初の部屋では、モネ、ゴーギャンルノワールなど有名どころたくさん

私的に一番いいな~と思ったのは、シニャックの《オーヴェルシーの運河》。ピンクとか青とか緑とかの長方形のつぶつぶでモザイクみたいに描かれてるんだけど、なんかめちゃおしゃれ。家に飾るならこういう絵がいい。

 

シャルル・コッテ《聖ジャンの祭火》は詳しい解説がついてた(この一枚!みたいな感じでピックアップ解説してくれてるらしい)

逆にいうと、各絵画ごとの解説や紹介文はなかった 私は音声ガイド借りてたけど、
ほかの人はどうやって絵画を理解するのかな?解説ツアーをよくやってるみたいだから、本当に知りたかったらツアーに参加して解説員からの話をきいてね、ってことなのかな?

2階はキリコやピカソやそのほか諸々面白い絵画が。ちょっと古い建物だなって思ったけど、本当にすごいねぇ

 

そして・・・ついに・・・

エル・グレコの《受胎告知》!!!!!

生で観れた~~~!!感動!!!めちゃ教科書とか図録にも載ってるもんね!

近づいてみると迫力があるし、雷ぴしゃーん鳴ってガブ様が急に現れて処女懐妊告げられてるのに、マリア様すまし顔ー!!胆のすわった女性だよねぇ。

 

私だったらあんな「わかりました(すーん)」ってできないわ

 

あとは地味に岸田劉生があったりジャクソンポロックがあったり、見ごたえがすごい美術館でした お庭もきれい 陶芸館、アジア美術館も人がちらほら

サイトを見ると、ほかにも収蔵している作品がたくさんあるみたい。(サイト上で一覧みれるのありがたや)、また十年後くらいにきたいなぁ

 

おまけ

・倉敷といえば繊維!アイビースクエアという建物の中の繊維博物館も面白かった。万博の繊維館のことは映像観て知ってたけど、この企業とかがやってたんだねぇ。繊維すご!

・阿知神社の急こう配の階段疲れたぁ 刀剣公開してたから見たかったけど、サンダルで来てしまってたから断念 明日からは靴下持ち歩こうと思った

・桃太郎のきびだんご美味い

・晴れの国、というけどほんとにカンカン照りでした

20220429_中之島香雪美術館@大阪中之島(来迎)

#生きている間に日本全国の美術館にいくぞーと決めたので
#その感想をちょっとづつ書き溜めていきます(あくまで個人の感想です)
(以前いったものもたまに遡ってメモ書き)

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2022GWは一人旅で関西の美術館いきまくってます
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大阪ひとり旅初日3件目。さすがに疲れがでてあんまりがっつり見れなかった

茶道の小説を読んでから茶道に興味が出て、茶室の再現があるって見たからいってみた

 

企画展は仏教画に関するもの。

仏画面白いけどちょっと私は知識不足。基本的な用語やワードを知ってはいるものの、その仏画の「スゴさ」を推し量れるだけの知識がなかった~~

(例えば不空羂索観音とか阿弥陀とか弥勒菩薩とか笙とか篳篥とか、知識としては知ってても、まだまだ本質的にはわかってないってかんじ。おばぁちゃんが仏壇とか仏法用具よく磨いてたの見てたけど、仏具知識が足りねぇ~~)

後半にあったイラストで動きを解説してくれてたのありがたかったなぁ

 

期待してた茶室のところでのんびり

茶室を作るまでの工事の過程動画があり、こういう動画めちゃ好きだから3周くらい眺めてた これでお茶+お菓子のサービスなんかあったら絶対いただいてたね

 

※茶道に興味をもつきっかけになった「日々是好日」というベストセラー、おすすめ。

20220429_(大阪)国立国際美術館@大阪中之島

#生きている間に日本全国の美術館にいくぞーと決めたので
#その感想をちょっとづつ書き溜めていきます(あくまで個人の感想です)
(以前いったものもたまに遡ってメモ書き)

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2022GWは一人旅で関西の美術館いきまくってます
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大阪ひとり美術館巡りの旅、2件目は国立国際美術館

なんといっても外観よ・・・!最初全然入口わからなかった!

なんか近未来感があっていいよね。もともとは1970大阪万博で建てたものをリユースしてるらしい。

いろいろ海外や国内の企画展が回ってくることもあるっぽい

 

私が言ったタイミングでの展示としては

①感覚の領域 今、「経験する」ということ

②コレクション2:つなぐいのち

をやっていた

 

朝6時からの新幹線移動やら+中ノ島美術館+ご飯も休憩も取ってない状態で少しつかれちゃって、展示はちょっと足早に見てしまった

 

現代美術はまだまだ私にはわからん(というか、わかってなるものか)

 

自分が作者だったら、言葉にして表現できないもの、自分でも何を伝えたいのか形にならないものを作品にするだろうから、他者に容易に言語化されたくない感じがあるからかもしれん。言葉にされてなるものか。形を作られてなるものか、って感じ?

 

なにごとかにことばをつけるってことは、形を定められるって感じするよね

 

壁を押すインスタレーションは体力切れで参加せず

 

壁の上からつるされている荷物をひっぱるのも体力切れで参加できず

 

最後、出口にあがるエスカレーターで上を見上げたら、スポーツバッグっぽいものが天井から遠慮げにぶら下がってたんだけど、あれも展示の一部だったのかなぁ?

(意図的にぶら下げないと、天井からスポーツバッグがぶら下がってるなんてことないよね?それとも何かの偶然が恐ろしく重なってたのか)

 

ランチは「世界一暇なラーメン屋」に並んで入った
ミスチルのPVがずっと流れてる不思議な店だった
雨のなか暖かいもの食べて元気出た~~~!