てきとう美術日記

やる気がある日に更新、美術館の感想書いてます(てきとう)

20220321_チームラボボーダレス@お台場

生きている間に日本全国の美術館にいくぞーと決めたので

その感想をちょっとづつ書き溜めていきます

(あくまで個人の感想です)

 

チームラボボーダレス

お台場の青海駅にある施設。2022年3月27日に終了予定なので友人と行ってきました。

もともとチームラボは知ってたけどこの施設は初めて。

ざっくり感想をいうと、「確かにすごいけどさ、、なんかちょっと私の好みじゃないっていうかもっとやりようあっただろうに」ってのが感想です

まずまじですごいと思ったのは、プロジェクションマッピングが連続してシームレスにつながっていること

長い20mくらいある壁に対して何台ものプロジェクターで映しているのに、その切り替わる箇所がどこだかわからないくらい綺麗に映像が続いてる

廊下を花でできた動物があるいてたり、江戸の人?が練り歩いてるのの映像としての技術力がめちゃすげーと思った(プロジェクションマッピング自体がそういう技術なのかもしれないけど、素人だから知識薄くて許してください)

だから、もっとどういう技術で出来ているかの説明してくれたら私的にはうれしかったかも

 

そこで映されてる花とかは、確かにきれいだしすごいんだけど、だから何だ・・・!?って感じがしたかな?

最初の部屋は花びらがきれいだけど、誰が何のためにつくって、どうなってほしいんだ!?がわからなかった 投資のための美術館じゃなくて浪費のための美術館って感じ

博物館や美術館って、常設展や企画展で作品を見せることもあるけど、作品の収蔵や修復、研究などの一翼もになってると思ってたから

私はただのアマチュアちょっと美術好きくらいだから美術の文脈の中でチームラボがどうとか、美術とアートの違いとか偉そうなことを言えないけど

チームラボの作品って、その箱自体に価値や意味があるような気がしたので

そこの解説があったらうれしい気がした

美術じゃなくて体験を買っているというのがしっくり来た気がするし、今後の世界は「没入感」が必要だとか、そのための実験的な感じとして価値があるのかな?と思った

 

最初の花の部屋は、ちょこちょこ小部屋があって花びらでできたモザイク画みたいなのがあって、トラとかクジャクとか象とかの、インド的な仏教画的なのが多かったけど

なぜ仏教画!?がわからなかった(象は伊藤若冲っぽいなっておもった) 時間置いて行ったらキリスト教的な絵とか、ムスリム絵画的な幾何学模様とかに変わるのかなぁ?

 

写真でみた大部屋(岩の滝みたいなの)は、確かにばえるわ~って気になった

その部屋で漢字が雨みたいに降ってたのは謎だった

個人的にはこの降ってる漢字が適度にださくてよかった(?)

 

ランタンが吊るされてる部屋は、マジックミラー構造

最初は「なんか小さい部屋だな、私が偉い人だったら床と向こうの壁以外にも部屋全体に鏡貼るな~」って思ってたけど

入ったらマジックミラーで全面鏡張りだったから、外から見る印象と中から見る印象が違った あとランタンの部屋は説明書きがあって光る順番を示唆してくれてて それに沿って光るのか見てたけど違う気がする・・・(有機的に最も距離が近いランタンから光るって書いてあった気がする(文章が難しくてよくわからなかった))

 

私が一番好きだったのは、冬の日本海の部屋!!

荒波がザブザブしてて、線で波の表現がされててカッコよかった!ほんとに日本海だったのかはわからん。葛飾北斎の神奈川沖浪裏ぽくてめちゃ良かった。

 

他にもいろんな部屋があったけど

・ハスの花が浮かぶ池の中っぽい部屋 入ったときは魚になった気分でよかったし、そのまま歩くと池の上に出たから「あ~カエルの一生か~」って感じ

・スポットライトがぐりぐり動く部屋 ライブが始まる前のレーザービーム。バンドマンってステージの上めちゃ眩しいんだな

・妙に広くて暗くて誰もいない靄がかかった部屋 なんだかよくわからなくて怖かった

夜のジャングルの暗喩だったのかなぁ?

・2階のアスレチックコーナー お客さんが書いた絵をスキャンして、動きながら出てくる仕組みだけど、私の書いた蛇は出てこなかった。かなしい。

 

こんな感じかな?

 

友人はずっと「この施設消防法守ってる!?誘導灯とか無くね!?」って言ってて誘導灯探してて笑った

 

概して言えることは

私にデジタルアートの知識がなさ過ぎて何もいえねぇ

ちゃんと本とか読んで勉強しようってことだったかなぁ

きっとなにかすごいんだろうけど、そのすごさを知識不足により理解できないもどかしさを感じた

西洋絵画ばっか好きでほかの芸術のおべんきょうをさぼってたつけを感じちゃった

以上です